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柿沼秀樹さんからのメッセージ


 『ガルフォース』シリーズのスタッフの中から、柿沼秀樹さんにお願いしてメッセージをいただきました。ファンとしてはなかなか興味深い内容です。以下がその全文です。

 私がOVA作品 『メガゾーン23』 や 『ガルフォース』 に携わっていた当時は、まだまだOVAの創世記であり、スポンサー側にもOVAの定義すらなく一本の映画を作るようなスタンスで作品に取り組んでいました。実際、『ガルフォース』 第一作目は準備期間だけでも半年以上はかかっています。その間に園田健一の描くキャラクターも雑誌掲載当時に比べてずいぶんと雰囲気が変わってしまいました。
 私が第一に考えた事は、TVと比して圧倒的少数のマイナーメディアであるOVAなのだから、徹底して一定(レベル)の視聴者(購買者)にアピールするような内容としてしまおうという事です。お茶の間にいる誰でもが判るものではなく、14歳〜15歳の時の自分が見たら拍手するであろう作品にしてしまおうということでした。理解できない層にも理解してもらおうという努力を一切払わずに…。
 結局、メインキャラクターの殆どか死亡してしまうストーリーはスポンサー、その他から大反対されましたが、見る者にキャラクターヘの感情移入を誘う手法としては成功であった事は、未だにファンの方たちが 「ガルフォース」 を忘れていない事で証明されたといって良いでしょう。
 現在、「ガルフォース」 のOVAは海外でも販売され、私が角川書店で書いた小説も英文化されるよていもあります。
 また、いつか機会があればあらたな構想にて 『ガルフォース』 の新作(あるいはリメイク?)を行いたいと考える、今日このごろです…。


柿沼秀樹        



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