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シルディーたちのこと 今回のお話はキャティと、シルディー、スピア、アミィがどのように出会ったのかということで考えてみました。恒星破壊兵器の開発と、キャティ・タイプのアンドロイドが複数いる、「ブルー・シスター」 ではコマに6人描かれてましたっけ、という部分がベースになっています。あとは原作を離れた、私のでっちあげです。ミッション21でソルノイド親衛隊が成果を横取りしようとしたんですから、パラノイド側にキャティの身体が渡っていたということがあってもいいんじゃないかという話です。付随的に、シルディーはある事件がきっかけで心を閉ざしていて、スピアはシルディーを嫌っていて、なんていう設定を考えていたのですが、それは、いつの間にか消えました。 言い分けになってしまうのですが、シルディーに感情移入し難かったのです。自分の中で案外、シルディーというキャラクターを掴んでいないことに気付いて驚きました。アミィやスピアの方がすんなり入って行けるのです。ですから、今までのお話のようにキャラクターの、この場合はシルディーの感情を前面に出すというアプローチは巧くいっていません。 「宇宙章2」 がストーリーとして巧妙にまとまっていた分、キャラクター性が弱かったのが原因なのでしょうか。「エターナル」 の7人だったら、単独でだって、どのキャラクターの組み合わせだって、感情ベースの話をでっちあげちゃう自信はあります。だから、ルフィーも登場する話だったらもっとシルディーの内側にも入り込めたかも知れません。もっとも、それだって私の勝手な思い込みになってしまうのですけれどね。シルディーを中心にしてお話を描けなかったのが少し残念です。 また、私の趣味に反して、ハッピーエンドにはなりませんでした。正確には、ハッピーエンドにしなかったのです。これも難しかったのです。 今までとは表現を変えようと思い、血を見るシーンを増やしました。キャラクターを殺しました。さすがに原作のシルディー、キャティ、スピア、アミィを殺しちゃうという暴挙はできません。自分で何人かでっちあげたキャラクターを殺すことにしました。そのつもりで書き出したら、「1人くらいは生き延びさせてもいいんじゃないか」 「この子を殺すのは惜しいな」 なんて考えがぽつぽつ起こってきて困りました。それでも、結局、最初の方針を貫きましたけれど…。やっぱり、『どんでん返しでハッピーエンド』 というお話を作る方が向いているのだなと思い知らされました。 さて、当分、彼女たち10人を 「ガルフォース」 世界で動かすことはできないと思います。それでも、いまでも考えてはいます。プリス、シリアたちとの競演とか。「ガン・スミス・キャッツ」+「V.I.オーショースキー・シリーズ」(サラ・パレツキー原作 ハヤカワ・ミステリ文庫)という、マンガと小説の世界をつなげてしまうなんて本当に無謀なことも考えています。とりかかっているのは僅かですが、何かの機会に目にとまったら、読んでもらえればと思っています。 取り敢えず、次は 『バブルガムクライシス9』 という大仕事です。 では、またの機会まで。 Wiedersehen! |
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