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映画・小説のチェス 日本ではなじみが薄いチェスですが、チェスを指している場面というのは映画や小説に結構出てきます。 ちょっと古い映画ですが、「007」 シリーズの 「ロシアから愛を込めて」 の冒頭のシーンは有名です。チェスのマスターという仮の身分で選手権を戦っている最中のスメルシュのエージェントのところへ、本部から出頭の司令が届きます。すると、エージェントは、自分の出番で一手だけ指して、その場を離れ、会場である館の庭に着陸したヘリコプターへとさっさと歩き出します。その一手で、相手は負けていたんですね。この場面の格好良さに痺れて、チェスをやる気になったという人もいるくらいです。また、原作ではボンドと敵とがコントラクト・ブリッジで対決する場面があり、こちらもなかなかの迫力です。わたしはこれでコントラクト・ブリッジにも興味を持ちました。 また、ファラフォーセット出演した 「スペースサタン」 というSF映画には、チェスを指すロボットが出てきます。この時代出てくるチェスの駒はSFものらしいムードを出すためにか、直方体や三角錐などの組み合わせのガラス製です。こいつは悪の手先になってファラフォーセット演じる美女を追いかけ回すんですけれどね。 他にも、「スターウォーズ」 第一作目でミレニアムファルコンの中で、チューバッカとC3POが立体映像の未来版チェスを指しているシーンは見たことのある人が多いでしょう。 「謎の円盤 UFO」 では、月基地の隊員たちが待機時間中に立体チェスをプレーしている場面がありました。おなじみの 「宇宙大作戦 スタートレック」 にも三次元チェスは登場しますね。 マンガでは、将棋ものというのは結構あるのですが、チェスを扱っているものはあまりありません。作品の中で、ごく自然にチェスを描いていたのは竹本泉の 「パイナップルみたい」 だけではないかと思います。将棋のようなゲームの駒にされる悲劇を描いた永井豪の有名な短編がありますが、やはり日本人にチェスはあまりなじんでいないせいか、これというほどの作品は見あたりません。かっこいいというイメージだけはあるようなので、少女マンガに場面だけ、ちらりと現れることは多いようですが。 小説で、イメージとしてチェスをとりいれた作品として、忘れていけないのは 「鏡の国のアリス」 です。「不思議の国」 でハートのクイーンに出会ったアリスは、こちらの世界では赤の女王や老い耄れナイトなんかに出会います。もっと身近な例では、テレビアニメの 「ラムネ&40」 がチェスをイメージしていたのはよく知られていますね。キングスカッシャー、クイーンサイダロンはキングとクイーン。ブルマン、キリマン兄弟はルーク。セイローム、アッサームはナイト、ゼンザインとシルコーンはビショップ。ポーン8兄弟は当然ポーンで、チェスの駒一式(正確には半分になりますが)です。 |
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