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  チェスをやってみよう


 これまで、チェスの色々な面を紹介してみました。チェスは考える力を鍛えてくれますし、簡単なルールだけ知っていれば、世界中の人たちとプレーできるすばらしいゲームです。少しでも興味がわいたなら、あなたもプレーしてみませんか?
 チェスをするにはまず駒と盤のセットが必要でしょう。チェスのセットには色々な種類があります。将棋だとツゲ、囲碁だと那智黒に蛤の白と、素材も決まりきったものになり、形も決まっています。しかし、チェスの駒はサイズから、形、素材となんでもありです。
 例えば、素材ですが、ちょっと思いつくだけでもガラス、大理石、陶器とあります。大理石のチェスセットなどは、チェステーブルと一緒に置いておくだけで、もうちょっとしたインテリアですし、クリスタルガラスのチェスセットは目の玉が飛び出るような値段です。もちろん、ルビーやダイヤといった宝石を使ったセットさえあるわけで、囲碁や将棋ではちょっと考えられないことですね。
 駒の形は伝統的なものの他に、幾何学的な形、実在の人物を型どったものなどがあります。例えば、南北戦争の南軍と北軍の兵士になぞらえたもの、第二次大戦のドイツとソ連の将校たちを型どったものなど、こちらは本当になんでもありです。こちらも、数え切れないくらいの種類があります。
 ですから、ゲームはしなくても、部屋のアクセントにちょっとしたチェスセットを飾るという手はあるかも知れませんね。ただし、そういう見栄えがするものだと少なくとも3万円くらいは出さなければいけないでしょう。ゲームをするだけならば 3000円もも出せば、プラスチック製のセットが買えます。でも、ゲームというのは雰囲気も大切です。オーソドックスなプラスチック製か、それよりちょっと高級な感じのところをお薦めします。

 チェスはファミコンでもできます。とはいっても、国産のチェス用ゲームソフトは販売されていないと思います。私の知っているのは、アメリカのパソコン用ソフト 「バトルチェス」 のファミコン版です。とはいっても、アメリカのものですから正確に言えばNES用ソフトですね。NESは輸出バージョンのファミコンで、カートリッジのさし込み口の形が違っています。でも、心配ありません。秋葉原のようなところでNES用ソフトを売っているようなお店には、このさし込み口を変換するアダプタがあります。ですから、ソフトと一緒にアダプタを買ってくれば、すぐに自宅のファミコンで遊ぶことが出来ます。
 「バトルチェス」 は、駒を取り合うと、実際にアニメーションでナイトやポーンたちが兵士の姿で戦うのを見ているだけでも楽しめます。もちろん、パソコン用の 「バトルチェス」 は日本語版が発売されていますよ。チェス専用のチェスマシンもアメリカやヨーロッパでは色々と発売されています。

 あと必要なのは、簡単なルールの解説書、これはチェスセットについてくるような薄っぺらいもので構いません。そして、気のあった仲間だけです。最初はムード重視で、格好をつけてプレーしてみましょう。実力の近い友人と勝ったり負けたりしているうちに、きっとチェスが好きになれるはずです。それでは、またの機会に。



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